新着,不具合関連,ライセンス関連,ご意見・ご要望等の順に整理しています。
全ては明らかにできませんが,ここでポリシー等について明らかにしています。
このエラーは特に Windows 起動と同時に起動する設定にしているとき(スタートアップに登録しているとき)に発生するようです。手元の環境でも,起動時にいろいろと他の処理をさせるなど重くしてみると,まれに発生します(必ず発生する,ということではないようなのですが)。現時点での解決方法としては,Windows XP の場合は次の二点をご確認下さい。
これらによって軽減できると思いますが,それでも改善されない場合は,v1.70 移行の登録遅延機能をご利用下さい。詳しくはオンラインヘルプの [各部の説明]-[タスクトレイのアイコン] をご覧下さい。
このエラーは v1.70 で修正されました。
このエラーの原因はメモリ不足にあり,特に「同期遅延削除機能」と併用しているときに発生しやすいようです。現バージョンでは対処できませんので,原因不明のクリティカルエラーで終了している場合,そのようなファイル数の多すぎるフォルダアイテムを,サブフォルダ単位に分割してご利用下さい。
Windows の仕様なのか,あるいは Windows のバージョンによって異なるのかは調査しておりませんが,ドライブレターを割り当てないとボリュームラベルが参照できないことが原因で上記のような問題が発生することがあるようです。お手数ですが,目的とするドライブにドライブレターを割り当ててから実行して下さい。
このような問題が起こったときは,お手数ですがいったんログファイルを削除して下さいますようお願い致します。ページ区切りの認識ができなくなっていることが原因と考えられます。
基本的に Culiet では,作業が継続できないほどクリティカルなエラーが発生しない限り,コピーに失敗してもバックアップを中断することはありません。ただし本ソフトウエアは Windows 環境(ShiftJIS)しか考慮して制作しておりませんので,ShiftJIS 以外の文字コードを利用すると内部でエラーが出ることはあり得ます。お手数ですが,バックアップ対象から外されるか,もしくはファイル名を変更してご利用下さい。
# あくまで “for Windows”。まぁ近くに Mac がないのでチェックしようがないというのもありますが…。
※「バックアップのサーバとなるマシンに Culiet をインストールし,そこから他の複数台のクライアントマシンのデータを取得しに行く際,電源が入っているかどうか確認するにはどうすればいいのか?」参照。
これは現時点では仕様です。このような現象を発生させないようにするには,プロジェクトの編集が完了したらウインドウを閉じるようにしてください。なおタスクバーに残ったタスクを閉じると Culiet も終了してしまいますが,通常の終了操作と同じですので,データが失われたりすることはありません。
まず,Windows NT/2000/XP などの環境では,ディスティネーションにディレクトリ作成権限があるかどうかを確認して下さい。権限があるはずなのに,または Windows 9x/Me 等の環境である場合にこのエラーが出る場合は,Culiet のプロジェクト編集画面を開き,プロジェクトタブの中に「Not Found」となっているものがないか探します。このようなタブが存在しましたら,別途 FAQ「[NOT FOUND] と表示されている邪魔なプロジェクトを消したい」をご覧ください。上記点を確認した上,なおかつ設定に問題が無いと思われる場合は,作者までお問い合わせください。
デュアルディスプレイ利用時は,プライマリディスプレイに全ての画面を表示するようにプログラムされています。またこれは Culiet に限らず,最近リリースしている全ての拙作ソフトウエアに共通しています。画面が見つからない場合は,プライマリディスプレイの方を参照して下さい。
Culiet をインストール後(初回起動後)に移動させると,このような現象が起こります。できるだけ移動させないようにしてください。どうしても移動させたいときは,一旦アンインストール後にインストールし直し,再度設定するという手法のみを公式な方法とします。
なお非公式な手法としては,次のような方法をとることで移動することが可能です。ただしサポート対象外ですので,お問い合わせには応じられません。
スタートアップへ登録している Culiet と,二度目以降に起動したCuliet のパスが異なる可能性が考えられます。また,ショートカット中の作業フォルダ属性が異なる位置になっている可能性も考えられます。このような状態となると,正しく認証されない可能性がありますので,確認してください。
これだけでは何とも言えませんが,まず書き込みエラーに関して,次の点を確認願います。
またバックアップされたファイルには問題ないとのことですが,ログ機能には圧縮時のエラーが表示されないようになっています。このためログだけでは正しく判断することができません。
この機能は未登録時には動作しませんが,登録時にも動作しない場合は,次のような原因が考えられます。ご確認下さい。
一つ目の場合,「Culiet のプロパティ」の [全般]-[一般的な設定]-[自動実行モードにする] を ON にすれば OK です。二つ目の場合,該当するプロジェクトのプロパティで,[トリガ]-[基本トリガ]-[アクティブ] を ON にすれば OK です。三つ目の場合,FAQ「OS 自体をインストールし直すと,登録が認証されなくなる」を参照してください。
スタートアップに登録しているソフトウエアの起動順番などを変える,StartupEx というフリーソフトがありますので,こちらを利用して下さい。
これは恐らく勘違いだと思います。ただ,次のようなとき,似たような現象になることがあります。
一つ目の場合,同じところにしていることから,一番最後に完全実行されたプロジェクトによって,勝手に履歴が進められてしまいます。異なるパスに設定してください。二つ目の場合,話は少し複雑です。プロジェクト全体で完全実行時に履歴が進められますが,現在の Culiet では,この履歴は前回の完全実行から更新されたファイルだけが履歴に残されるようになっています。これによって,この間に更新されなかったファイルは履歴に残されないことになります。一見,履歴が勝手に進められたようにも見えますが,これは仕様です。三つ目の場合は,完全実行と完全実行の間で,更新されたファイルがなかったときでも,勝手に履歴が進んでしまいますが,このときに数字が空いてしまうことが原因です。仕様ですので,ご了承下さい。
履歴は現在,あまり分かりやすい仕組みといえないことは私も認識しています。現在の方式は,なるべく軽くて容量を食わないようにと,前作の Copio 2 から実現した方式なのですが,重くても良いから分かりやすくして欲しいという要望があることも認識しています。次期バージョンでは両方サポートする等のことを考えていますので,気長にお待ち下さいますよう,お願いします。
インストール後に移動すると,プロジェクトへのパスが不正になってしまいます。お分かりになる方は,同じフォルダにある _culiet.prj を編集することで対応できますが,分からない方は移動した後,再度プロジェクトを定義してください。
次の手順でお確かめ下さい。それぞれの手順で正しく動作しなかった場合は,次の手順に進んでください。
詳細はオンラインヘルプに掲載されていますが,履歴機能はすべてのファイルを履歴としては残しません。あくまで完全実行と完全実行の間に更新されたファイルだけが残されます。このため,より頻繁に更新される ini ファイルだけが履歴として残されたものと思います。ただ,全てのファイルを履歴に残したいという要望もあると思いますので,今後の検討課題としています。
こちらでも経験しましたが,インデックスサービスが動作しているからだと思います。ご存じの通り,Windows 2000 では,ファイルの検索を高速化するために,このようなサービスが動作しています。このサービスはアイドル時に動作するプロセスとして起動しているので,これと同じプライオリティで起動している Culiet のエンジンの動作が阻害されてしまいます。そこで,一見動作していないようになってしまいます(実際には処理を待たされています)。
放置しておけばそのうち動きますが,今までのように必ずオンタイムに動かすためには,インデックスサービスを使わないようにするか(Windows 2000 のヘルプ参照),Culiet のエンジンのプライオリティを標準にアップしてください。これで動作するようになります。設定方法は,Culiet のオンラインヘルプを参照してください。
おそらく,パーミッション(許可)が開いていないからだと思います。ネットワークドライブ自体がエクスプローラから見えていても,これらの操作のパーミッションが閉じていることがあります。この点をご確認の上,エクスプローラ上でもコピー・リネーム・削除が行えるかを確認してください。
おそらく FAT の制限かと思われます。FAT ではファイルシステム上,一ファイル(確か)2GB という制限があります。これに引っかかっているものと思われますので,2GB 以内で収まるようにアイテムを分割したり,圧縮を取りやめたり,ローカルな NTFS 上へバックアップするようにしてください(ネットワークドライブではうまく動作しないようです)。また,FAT32 では一ファイル当たり 4GB までOKです。
Microsoft Outlook は PST ファイルを占有して開きます。このため,Outlook 起動中は Culiet に関わらず,エクスプローラを通してもコピーできなくなっています。これは Outlook が一種の DBMS となっているからで,当然のことです(他からデータの書き換えがあったら,データベースとしてデータを保護できなくなります)。Outlook を終了してから実行してください。
エンジンが死んでしまった場合は,キャンセルしてください。その上で,再度実行して下さい。これでもまだ動作しない場合は,作者のサイトから最新版を入手して再度試してみて下さい。これでもダメな場合は,動作しないプロジェクトファイルと共に,作者までご連絡下さい。
シェアウエア登録されていない段階で,未登録時の制限についてに示されている機能をお使いの場合は,このような変な現象が起こります。これらの機能を御利用になる場合は,シェアウエア登録をしてください。また,払うのはイヤだという方は,これらの機能を使わないようにすれば,問題なく御利用になれます。
半自動化しておりますので,気兼ねなくお問い合わせ下さい。なお,メールアドレスが変更されている場合は,必ず同時か事前にその旨をお知らせ下さい。再発行フォームでは確認のためにメールアドレスを入力して頂いていますので,一致しない場合は送られません。
初回登録時のメールアドレスと,依頼時のアドレスが異なる場合にこのような現象が発生します。その場合,旧メールアドレスと新メールアドレスにライセンス番号を添えて作者までお知らせください。なお今後,ご登録いただいているアドレスを元にしたサービスを始める予定ですので,再発行が必要ない場合でもお早めにお知らせ願います。
v1.41より,不具合回避のために Windows をインストールしているディレクトリを含むドライブ以外にインストールしている際,マシンキーの抽出方法に変更が生じています。大変お手数ですが,ヘルプを参照の上登録認証キーの再発行を申請してください。
これはマシンキーが変化してしまうことに起因しています。オンラインヘルプの [利用規程] 並びに [シェアウエア登録] を熟読の上,登録認証キーの再発行を申し出てください。
お問い合わせいただければ,差額(1000円)をお支払いいただく必要がありますが,応じます。
パーソナルライセンス契約では,同一ユーザに限り,同時に最大二台で御利用になれるようになっています。この二台とは,二つのライセンスキーが必要な状況を表していますので,二つの OS で利用ということは即ち二台で利用と言うことになります。そのため,ライセンスの範囲内で御利用になれます。
ただし,コーポレイトライセンス時には,同時に最大で一台しか御利用になれませんので(その代わり複数のユーザが同じ PC を使っても構わない),この場合は二つのライセンスが必要になります。
最近,Culiet のドキュメントが未熟な上,経験の浅いユーザの方が増えてきまして,意図が伝わりにくくなっているようです。現在ドキュメントが修正されていますので,参照願います。
マシンキーの最初の4文字は,ゾーンやバージョンごとに変化するソフト ID となっています。これは登録時にはもちろん必要ですが,以後この部分が変わっても,登録認証キーを再発行する必要はありません。ただ,後ろの8桁はマシン固有であり,これが変更された場合には(具体的にはマシンを交換したとか),登録認証キーを再発行する必要があります。詳細はオンラインヘルプをご覧下さい。
そうお感じの場合は,Culiet と同じフォルダにある Culiet.exe.manifest ファイルの名前を変更するか,削除して下さい。Culiet を再起動すると,旧バージョンのインターフェイスに戻ります。
ファイルの読み書き(特に書き)は,問題ない場合を除いて同時にアクセスできません。Windows におけるコピーがどのような仕様になっているのかは API の仕様だけではよく分かりませんが,通常気にされる必要はありません。ただし,書き込もうとしたアプリケーション側,またはバックアップのコピーが失敗する可能性はあります。
プロジェクトの設定やプロジェクトリストの設定など,Culiet の動作に大局的な意味を持つ設定変更を行いますと,すべての設定をリロードするために最初のタブに戻ってしまいます。複数の条件に基づいてこの動作が行われるため,現時点では仕様ということでご理解下さい。
現時点では該当の機能はありませんが,同種の代替機能としてアイドル時に自動実行機能が用意されています。次期バージョンでは,スクリーンセーバとの連動もトリガの一つしてサポートしたいと考えています。
これは難しいです。ファイルのコピー作業自体は Windows が行っているため,コピーが始まってしまうと制御できません。また,DMA 転送の有無で CPU 使用率が大きく変わってくることもあり,CPU 使用率の制御をしながらコピーすることはできないと思います(ここら辺は詳しくないですが)。ただ,コピーを行うプロセス自体の優先度は設定できるようになっておりますので,アイドル時にしておくことで,他のプロセスへの影響はできるだけ避けられるようになっております。
これについては以前から考えております。ただ,どこまでできるかはまだまだ検討中です。(かなり時間がかかりそうですし。)
リムーバブルメディアやこのようなネットワーク上のドライブへのバックアップのために,ボリュームラベルの確認機能が用意されています。詳しくはヘルプをご覧下さい。
トリガの設定で,「起動直後にも実行する」をオフにし,間隔指定を希望の時間に設定することで可能です。ただしこの場合,起動10秒後などの設定はできませんし,二度目以降は1時間あけたいなどの設定が難しいことになります。そこで,起動後できるだけすぐに実行したいけれども,時間を少しあけたいという場合は,実行開始の確認機能を利用してみてください(OK を押すまで実行されなくなりますので,現時点ではこの方法がもっとも現実的かと思います)。
現時点では,アカウントごとにプロジェクトを切り替えるなどのマルチユーザ環境への対応はできておりませんが,動作はするようになっています。次期バージョンでは,より完全な対応を実現したいと考えております。
「月単位」が月一回と意味であるのでしたら,既に可能です(日にち欄に0を入力します)。一月おきなど,30日以上の間隔での自動動作は設定はできません。(そんなに長期間実行しないのに,メモリを消費するのはどうも…というのが設計思想です。)
リアルタイム実行にもいろいろ問題がありますので,このような解決法も探っていきたいと思います。
このソフトウエアは基本的にクライアントマシンにインストールし,バックアップをハードディスクやリムーバブルメディア・ネットワーク上のディスクに対して行うものです。このような設計思想に基づいて,サーバに電源が入っているかどうか(アクセスできるかどうか)を確認する機能が搭載されています(ボリュームラベルの確認機能)。
したがいまして,サーバ側にインストールして多数のクライアントをバックアップすることは考慮されておりません。実際に動作させることになりますと,動作していないマシンのデータは,アクセスできないために「消された」と判断され,バックアップされているファイルも削除されてしまいます。ただ,同期遅延削除機能を用いますと,この削除作業が遅延されるため,指定された期間内に再度アクセスができれば,問題なくファイルを保持し続けることはできます。ただし,あくまでこのような利用は設計思想にないことをご理解下さい。
# 次期バージョンでは,設計思想の時点からサポートするかもしれません。
本ソフトウエアは,分散しているファイルを一箇所に集約してバックアップするという思想に基づいて作られたツールです。したがって現状では,完全なフォルダ同期はサポートしていません(ここで言う「完全」は,Culiet でサポートしているソース側からディスティネーション側への変更反映だけでなく,その逆も行えるという意味です)。ご理解ください。
本 Culiet では,バックアップの操作(ファイルのコピー・削除など)は全て Windows の機能を利用しています。したがってファイルやドライブの最大容量は,全て Windows の制限を受けます。以下に簡単にまとめます。
Culiet 内部では,特にこれらのファイルサイズが制限されるような処理を行っておりません。
本 Culiet は,Windows 95/98/Me/NT4.0/2000/XP での動作に対応しています。これら OS から見えるファイルシステムは基本的に対応しておりますので,お尋ねの NTFS を初めとして FAT/FAT32/UDF 等に対応しております。
UPX や ASPack などの EXE 圧縮ツールを用いると,確かに実行ファイルのサイズが小さくなります。これによって非常に得したように思えますが,これらのツールでは以下のような問題を生むことがありますので,御利用はできるだけお控えください。
(出典: http://www.jrsoftware.org/striprlc.htm#execomp)
つまり圧縮することによってディスクへの負担は減りますが,メモリへの負担が逆に増えてしまうと言うことになりますので,作者としては利用をお勧めしません(メモリとディスクでは,明らかにメモリの方が高価です)。また現在公開中の拙作ソフトウエアは,全て上記出典の URL にある「StripReloc」というツールを用い,EXE ファイル中の明らかに不要な部分を削除してから配布しておりますので,あまり神経質にならずにそのまま御利用ください。
このソフトウエアはスタートメニューのスタートアップから起動するようになっています。したがってログオンしていないときは,自動的にバックアップすることはできません。このようなことをするためには,Windows NT 系ではサービスとしてシステムに登録しなくてはなりませんが,このソフトウエアではサポートしていません。しかしながら本ソフトウエアでは,コーポレイトライセンス時,管理者でなくてもエンドユーザがログインしたときに自動的にバックアップすることができます。しかも,それがユーザには見えないようにすることも可能です。これらの機能を御利用ください。
オンラインヘルプの [各部の説明]-[アイテムのプロパティ]-[ディスティネーションサブフォルダ] の項目に詳細がありますが,そのアイテムのディスティネーションサブフォルダにファイル名を付け足すことで,バックアップ後のファイル名を指定することができます。この際拡張子を .zip にすることで,ZIP 形式の書庫にすることができます。ただし指定された DLL ファイルが存在する必要があります。
付属するファイルに Culiet.chm というものがあります。これがヘルプファイルの本体です。このファイルを開くと,左のペインに目次が表示されます。上から「最初にお読みください」「スターティングガイド」となっております。最低でもこれだけは把握してから,御利用ください。
復元機能は Culiet の元となった Copio には搭載していました。しかし Culiet では,圧縮機能等が付属したことにより,復元機能が大変難しくなってしまいました。また安易に復元機能を搭載すると,誤った復元をしてしまうというトラブルを誘発してしまうため,搭載されていません。
しかしもちろんバックアップしたファイルに問題が生じれば,復元する必要が生じてきます。その際には直接手動で行っていただくというスタンスとなっています。圧縮機能を利用されていない場合,そのままの階層がバックアップ先に再現されていますので,その階層を参考に目的のファイルを探します。圧縮されているときは,一旦ディレクトリ付きで解凍してください。あとの手間は同じとなります。
システム全体をバックアップすることは,基本的に Culiet 以外のバックアップソフトでも出来ません。DriveCopy などのドライブ自体を複製する市販ソフトではそのようなことも出来ます。レジストリについては,Culiet でバックアップをサポートしていますが,これは復元時には自分で書き戻すなどの行為が必要で,完全にレジストリデータ全てを復元することは難しいです。
ものによります。サービスに影響のないファイルはバックアップできますし,サービスによって占有されているファイルはバックアップできない場合があります。
無理です…。DriveCopy などの市販ソフトで,ディスクイメージ自体を複製するか,RAID などを組まれることをお勧めします。この Culiet は,主にユーザデータをバックアップすることを主眼においています。システムの複製には向いていませんし,考慮していません。
この機能を設けると設定がかなり複雑になってしまいますし,あまり一般的な機能ではないので搭載しない方が良いと思います。といいますのも,もし Temp というフォルダを除くとすると,設定したフォルダの下にある全ての Temp フォルダを除いてしまいます。
ただ,上記状態に置いては問題になるかと思いますが,その場合にも解決策がないわけではありません。まず Temp ですが,これはシステムのプロパティ(コントロールパネル内のシステム)を開きます。[詳細] タブに[環境変数]というボタンがあるので,そこを開きます。すると,上段に「xxx のユーザ環境設定」という欄が表示されます。そこに見られる,TMP と TEMP に割り当てられたフォルダの位置を変更して再起動すると,Temp の位置を変更することが出来ます。続いて Temporary Internet Files ですが,同じくコントールパネルから,インターネットオプションを開きます。[全般] タブの [インターネット一時ファイル] から [設定] を押すと,設定ダイアログが現れます。ここで,[フォルダの移動] ボタンを押すと,好きな位置に移動できます。
このように一時フォルダを移動させることで,Documents and Settings 内から一時ファイルを含むフォルダを追い出すことが出来ます。この方がよっぽど現実的で,しかも安全だと思います。
「Culiet のプロパティ」にある「プロジェクトリスト」から削除できます。
このような用途のために,ボリュームラベルチェック機能が搭載されています。ただ,この機能はディスティネーション側に対して行われるため,今回の用途には利用できません。今後ソース側に類似の機能を加えることもあり得ますが,現時点ではソース側とディスティネーション側を逆にして運用していただくか,同期オプションで「保持」を選ぶことで対処してくださいますよう,お願いします。
ヘルプのスターティングガイドにも記していますが,リアルタイムでは履歴を取りません。リアルタイムにてコピーされたアイテムは,自動的に次回の履歴保存対象アイテムになりますが,実際に履歴が作られるのは,完全モードのみです。つまり,履歴を作りたいときは,完全モードで実行するタイミングを一つ設けるといいでしょう。この方法については,ヘルプ等参照してください。
ログファイル閲覧ビューとアイテムビューの間の位置をクリックしてドラッグすると,幅を変更できます。これを一番下に合わせると,ログファイル閲覧ビューを仮想的に消すことが出来ます。元に戻すときは,再度一番下の位置をクリックしてドラッグすれば復活します。
遅延削除機能とは,同期アイテムでソース側のアイテムが消えても特定の期間が過ぎるまで保持しておく機能のことですが,この機能ではソース側で「消された」事が分かるよう,ディスティネーションのファイルに特定の印を付けています。この印とは,次の二つです。
前者については,復元などのコピー作業をすることで元に戻ります。例えば,消されたファイルと同名のファイルを再度作った場合でも,Culiet によってバックアップされることで,属性が復帰します。つまり,こちらの方が問題となることはあり得ません。後者については,復元などをしても日付が操作されたままとなってしまいます。ファイルの日付が重要な場面においては,元に戻すか(知っている中では,VillageCenter 社の WZ Editor 付属の WZ Filer や,オンラインソフトの「エクスプローラ拡張メニュー」等で行えます),この機能を利用しないか,いずれかの方法を選択してください。
履歴1には,最新のものが最新の世代として残されます。このため,1世代前ではなく1世代目ということになります。なぜこうなっているかというと,履歴をディスティネーションと異なるところへバックアップしているからです。同じ場所なら簡単に名前を変えるだけで古い世代にすることが出来ますが,異なる場所に保存するときはそうはいきません。(両方が同じ場所だと復元するのが大変になりますので,別の場所になるようにしています。)よって仕様です。
圧縮フォーマットは,現在 LHA/ZIP のみサポートされています。これは,書庫に対するファイルの追加・削除が行える DLL がこの二つだけだからです。詳細は,オンラインヘルプの [スターティングガイド]-[バックアップの準備]-[圧縮を行うためには?] を参照して下さい。
更にフォーマットを変更するには,ディスティネーションサブフォルダに書庫ファイル名を指定します。その際に拡張子を希望のフォーマットにすることで,そのフォーマットで圧縮されるようになります。たとえば,Windows とディスティネーションサブフォルダに指定していると,Culiet.lzh に保存されます。Windows\Other.zip と指定すると,Other.zip に ZIP 形式で保存されるようになります。詳細は,ディスティネーションサブフォルダのヘルプを参照して下さい。